
ぽこぽこクラブの歴史
鴻上尚史主宰の虚構の劇団(2007年旗揚げ〜2022年解散)所属の俳優、三上陽永、渡辺芳博、杉浦一輝が 2013年に
立ち上げた演劇ユニット。(その後、坂本健、高橋玄太が加わり5人体制となる)
演出はすべて三上が担当。脚本は公演ごとに三上、杉浦、渡辺の誰かが中心となり、共同で執筆。
作風は、力強くスピーディーを持ち味とし、人の持つ喜怒哀楽だけでは括れないような感情を探し続け、メンバーだけでなく、
信頼をおく俳優やスタッフも巻き込み、議論を重ね合いながら、「演劇」で演れる事をとことんやり尽くす。
時には笑わせ、時には深い気づきを与える作品は、老若男女、初めて観る人から演劇マニアまで様々な視点から楽しめると、
幅広い層から支持を得ている。
近年では、愛媛県・内子町でのレジデンス公演や、青森から育てる演劇プロジェクトなど、
「消費される演劇」から「蓄積される演劇」の創作を目指し、地方と中央をつなぐ企画や、
演劇を通じた交流・人材育成にも力を注いでいる。

▷年表(抜粋)
2013年 三上、杉浦、渡辺により、ぽこぽこクラブ旗揚げ。
2014年 坂本、高橋が加わり、5人体制での活動となる。
2017年 日韓公演(主催:上野ストアハウス)にて日本代表として選出。
韓国の演劇人たちと交流を図り、観客にはアジアの演劇、
多様な表現があるということを提示した。※2018年も選出



2018年 青森演劇祭に招致。
青森を拠点とする劇団「渡辺源四郎商店」とコラボ。約2週間 の滞在生活の中で青森の演劇人、一般の人々と交流を図る。
2019年 内子町アーティストインレジデンス。
愛媛県内子町の重要文化財、内子座にて、アーティストインレ ジデンスとして1ヶ月間滞在。地元の一般の方々と共に稽古、 公演を実施。
内子町の小学校を周り、授業の一環として演劇を用いたワーク ショップや即席ものつくり体験を開催。
また、内子町で使われる木や廃材を使い、内子町でしか作れな い舞台美術を完成させた。




ぽこぽこ2〜9年目
5人体制期(2014-2022)

2019年 若手演出家コンクール2021で演出の三上が最優秀賞を受賞。


ぽこぽこ10年目
3人再出発期(2023〜)
2022年 紀伊國屋ホールでの公演を実施。初の動員1000人を記録。
クラウドファンディングを実施し、総勢171人、総支援額365 万円を達成。
支援者の名前が入った垂れ幕や提灯で彩られたお祭り空間を紀 伊國屋ホールのロビーを彩った。
更にこの年から、新たな可能性を求め、外部の演出家を招いて の公演を実施。
第1弾では演出家、西沢栄治氏招いての公演を行う。




2023年 10周年記念公演。
千葉哲也氏をゲスト演出家として招き、公演を行う。
この年、途中から加わった坂本健、高橋玄太が脱退し、再び3人 体制での活動となる。
2024年 「不朽の名作シリーズ」と題して、初めてオリジナルでは
ない作品を上演。第1弾として、
別役実脚本「天才バカボンのパパなのだ」を上演。
2025年 吉祥寺シアターにて「戦争始まったけど、どうする?」を上演。
現代の日本における戦争を描き、好評を得た。
2026年 青森と東京をつなぐプロジェクト「home〜りんごさんの
うた〜」が発足。
「根を張った演劇」を目指し、青森のりんご農家で住み込みで働
くなど、一ヶ月以上にわたり滞在生活しながら創作活動を行い、
青森の役者・スタッフと共に青森県立美術館で上演。
その後、東京では座・高円寺1で上演した際、青森と東京の
俳優陣を混合させ、青森の土地の匂いや空気を感じてもらえる
「津軽弁ver.」「青森オリジナルキャストver.」
東京の観客に物語をより理解してもらえる「標準語ver.」と
工夫を凝らし、初の1200人動員に至った。












